内科について

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当院の内科は、なにか体の不調を感じたときに、まずは気軽に受診していただける総合的な診療科です。内科の中には、消化器内科や循環器内科など様々な診療科があるのですが、こうした限定的な臓器や部位にこだわらず、全身を幅広く診ていきます。

発熱や咳、のどの痛み、頭痛、鼻水・鼻づまり、倦怠感などの風邪症状、腹痛、下痢、胸の痛み、めまい、動悸、肩こり、腰痛、手や足のしびれなどでお悩みの患者さまは、まず当院の内科をご受診ください。また、原因がわからない、何科にかかってよいかわからないといった患者さまについても、お気軽にご相談ください。

当院で可能な検査

※精密検査・手術・入院等が必要な場合は提携の医療機関をご紹介します。

このような症状の方はご相談ください

内科の主な疾患

急性疾患

  • 風邪症候群
  • インフルエンザ
  • 咽頭炎
  • 扁桃炎
  • 気管支炎
  • 肺炎
  • 急性胃腸炎(腹痛、下痢、吐き気)
  • 膀胱炎
  • 熱中症 など

慢性疾患

もの忘れ

年を重ねるにつれて、物の名前が出てこなかったり、約束を忘れてしまったりと、「もの忘れ」が増えることは誰にでもあることです。「もしかして認知症?」と不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
「加齢によるもの忘れ」と「認知症」は異なる性質のものであり、ご自身で判断することは難しい場合も多くあります。また、もの忘れの陰に別の病気が隠れている可能性も考えられます。ご本人だけでなく、ご家族が心配されるケースも少なくありません。

当院では、このようなもの忘れに関するご不安やご心配について、幅広くご相談に応じています。早期からの適切な治療や生活環境の調整はもちろんのこと、ご家族へのサポートも重視しています。
「最近もの忘れが多くなった」「認知症が心配」など、少しでも気になることがあれば、お気軽にご相談ください。診察の結果、必要に応じて詳しい検査ができる医療機関をご紹介することも可能です。

また、当院では、介護保険申請に必要な主治医意見書の記載を行っております。介護保険のサービスを利用したい方はご相談ください。

代表的な生活習慣病

糖尿病

糖尿病治療の目標は、高血糖に起因する代謝異常を改善することに加え、糖尿病に特徴的な合併症、および糖尿病に起こりやすい併存症の発症、増悪を防ぎ、健康人とかわらない生活の質QOLを保ち、健康人と変わらない寿命を全うすることにあります。

高血圧症

高血圧症は脳心血管病(脳卒中および心疾患)の最大の危険因子です。
脳心血管病による死亡率は過去50年間で大幅に低下したとはいえ、高齢者において、この脳心血管病は、癌とほぼ同程度の死亡原因となっており、血圧の十分なコントロールが求められています。

脂質異常症

個々の患者さまの背景(冠動脈疾患の既往、高リスク病態、性別、年齢、危険因子の数と程度)により、リスクは大きく異なります。すぐに投薬治療を開始するのではなく、医師と二人三脚で目標値を設定しながら生活習慣の指導から行っていきます。

脂質異常症とは、「悪玉」のLDLコレステロールや血液中の中性脂肪が必要以上に増える、または「善玉」のHDLコレステロールが減った状態です。
食生活や運動不足が要因と考えられており、生活習慣の改善が必要です。

メタボリックシンドローム

肥満のうちでも、おなかの内臓に脂肪がたまり腹囲が大きくなる「内臓脂肪型肥満(内臓肥満)」が、高血圧や糖尿病、脂質異常症などをひきおこしやすくし、これら内臓肥満と高血圧や糖尿病、脂質異常症が重複し、その数が多くなるほど、動脈硬化を進行させる危険が高まると考えられています。

メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪の蓄積に加え、脂質異常、高血糖、高血圧などの生活習慣病が合併している状態です。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が止まる病気で、いびき、日中の眠気、集中力低下などの症状を引き起こします。重症化すると、高血圧や糖尿病、心臓病などのリスクも高まるため、早期の診断と治療が重要です。当院では睡眠時無呼吸症候群の検査や治療を受けることができます。